AGE研究協会ブログ

食生活だけじゃない!AGEがたまる生活習慣。

1万人のデータ

最近、いろんな所で、AGE(終末糖化産物)の話題が取り上げられているようです。長年、この分野の研究に携わってきた私としては、こんな時代が来ようとは夢にも思ってもみませんでした。喜ばしい限りですが、なにやら隔世の感を禁じ得ません。

皮膚に溜まったAGEを簡単に計測できる測定器が開発され、普及しつつありますよね。一つには、AGEが簡単に測られ身近な存在になったことで、みんなが注目するようになってきたのだと思います。

そこで、今日は、我々のビックデータを一つご紹介したいと思います。データは、4年がかりで1万人以上の健康な方々のAGEを皮膚で測定し、AGEの蓄積に関与する生活習慣の影響を詳細に検討したものです。

(論文)
http://journals.sagepub.com/doi/full/10.1177/0300060517736914

イギリスの内科系の雑誌に掲載されたこの研究結果によると、AGEは、喫煙、運動不足、精神的ストレス、睡眠不足、朝食抜き、甘い物の過食により、蓄積が亢進する可能性が示唆されました。

このように日頃の食習慣だけではなく、精神的ストレスや睡眠不足もAGEの蓄積に関わっているようですから、アンチAGEを目指していくには、精神的、肉体的、かつ社会的に満たされた状態(WHO、世界保健機構が提唱する健康の定義)でいることが、どうやら大切なようです。

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ダイエットや血管機能に対する瞑想の効果が最近、医学雑誌に取り上げられるようになってきています。瞑想やマインドフルネスのAGEへの作用、AGEと心の問題も深く掘り下げて検討していかなければならない研究課題の一つだと思います。

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文:久留米大学医学部教授 山岸 昌一

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2018/10/02 研究論文など   age_kenkyuu_kyoukai
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