研究論文他

研究論文他、AGEに関する記事を掲載しています。

スルフォラファンとAGEについて臨床研究結果

2014年の秋、久留米大学医学部の山岸昌一教授の研究でスルフォラファンがAGEを抑制することがわかりました。
スルフォラファンの抗ガン作用等についての論文はいくつもありますが、スルフォラファンとAGEの関係についての論文は
世界でまだ誰も発表していませんでした。
動物実験でスルフォラファンがAGEを抑制することがわかり、実際にヒトでAGE値がどう変化するか研究したいということから
この臨床研究が始まりました。
このスルフォラファンはブロッコリーやカリフラワー、ケールなどに含まれるファイトケミカルの一種でいわゆる辛み成分で
虫に食べられそうになった時に自身の体を守ろうと辛みを出し、防御するというものです。
臨床研究ではスルフォラファンが高濃度(ブロッコリーの約20倍)に含まれるブロッコリースーパースプラウトを栽培している
村上農園さんに協力していただき、共同研究をおこなうことになりました。
臨床研究の内容は、健常な成人男女25名(男性11名、女性14名、平均年齢49・5歳)に2ヶ月間毎日ブロッコリースーパースプラウトを
25g(半パック)朝⾷、昼⾷、⼣⾷のいずれかの時間帯に食べていただき、試験登録時と2ヶ月後に採血を含む各種臨床検査値の
測定と記録をおこない、それを比較するというものです。

 

臨床研究結果発表!

「ブロッコリースーパースプラウトの摂取は、血中AGEレベルを低下させる」
久留米大学医学部糖尿病性血管合併症病態・治療学 山岸 昌一教授の論文から抜粋

【要約】

加齢に伴い⽣体内蛋⽩は糖化変性修飾を受け、構造的にも機能的にも劣化した終末糖化産物
(advanced glycation end products:AGE)を形成するに⾄る。
さらにAGEは、細胞表⾯受容体であるRAGE(receptor for AGE)によって認識され,酸化ストレスや炎症反応を惹起させて,
⼼⾎管合併症,アルツハイマー病,癌,⾻粗鬆症などの⽼年疾患の発症・進展に関わることが知られている。
われわれは以前に、試験管内において
①スルフォラファンがAGEの形成を阻害すること。
②スルフォラファンが⾎管細胞におけるRAGEの発現を抑えることを明らかにしてきた。
本研究では,⽂書で説明と同意が得られた成⼈男⼥25名(男性11名、⼥性14名、平均年齢49.5歳)を対象に、
スルフォラファン前駆体を⾼濃度に含むブロッコリースーパースプラウトを毎⽇25g、
2ヵ⽉間摂取することで⾎中AGEレベルが低下するか否かについて、前向きに検討した。
ブロッコリースーパースプラウトの摂取で,体重と体格指数(body mass index:BMI)が有意に減り、腹囲がおよそ2.5cm減少した。
さらに⾎中AGEレベルが24.5から19.6U/mLと顕著に下がり、HbA1c、拡張期⾎圧、総コレステロール、HDL-コレステロール、
尿素窒素も有意に低下した。肝障害などの有害事象は全く観察されなかった。
また体感と⾷事に対する意識に関するアンケート調査でも、被験者⾃⾝、体調の改善や減量を⾃覚しており、
有意に⾷事に関する意識の向上が認められた。
以上,スルフォラファン前駆体を⾼濃度に含むブロッコリースーパースプラウトを摂⾷することにより、
⽣体内のAGE化が抑えられる可能性が考えられる。

詳しい論文はこちらで見ることができます(サイトに登録する必要があります)

http://med.m-review.co.jp/

 

【対象と⽅法】

選択基準
20歳以上の成⼈(性別は不問)、25名
除外基準
①野菜成分に対する⾷物アレルギーの患者
②癌患者
③重篤な肝疾患を合併する患者
[aspartate aminotransferase(AST)もしくはalanine aminotransferase(ALT)が100 U/L以上]
④脳⼼⾎管疾患の既往のある患者
⑤腎機能障害のある患者
⑥妊娠中・授乳中の患者または妊娠している可能性のある患者
⑦肺炎などの急性期疾患
⑧⾎清Kが⾼値の⽅(K>5mEq/L)
その他,試験担当医師が被験者として不適当と判断した患者

 

臨床研究に参加された方の声

被験者インタビュー(40代主婦)

主人が個人事業主で、2人とも10年間ほど健康診断を受けていませんでした。
年齢的にも体のことは少し気になっていましたが、なかなか病院に行く機会がなくて…。
今回臨床研究に参加することを機に、生活習慣を見直そうと二人で決めました。

これまでは、朝食抜き、昼は適当に済ませ、夜は遅く10時、11時になってもガッツリ食べてお酒も
飲んでいました。研究期間中は、ブロッコリースーパースプラウトを毎日食べていたので、
食事の際は野菜から食べる習慣がつきました。野菜から食べると満腹感も出るので、
ご飯の量も自ずと減ってきました。ご飯の量が減ると、お酒の量も減り、
この際少し運動しようということになり、天気の良い日は散歩するようになりました。
今回参加したおかげでこれまでの生活習慣が一変しました。私にとって1番良かったことは
2ヶ月間で体重が2キロ減ったのですが、終了後も同じように続けていたら3ヶ月目で急に効果が
表れたのか、なんと5キロも減りました。

「AGE」も少し理解できたので、食べる順番、食べ物、調理方法をこれから意識して食を
楽しみたいと思っています。

今回「AGEとスルフォラファンの臨床研究」でブロッコリースーパースプラウトを選んだ理由。

ブロッコリーに微量に含まれるスルフォラファンを有効的に摂取するには1日に約500gの
ブロッコリーを食べなければいけませんが、ブロッコリースーパースプラウトでは1日に25gで
有効的な摂取量となります。
村上農園さんのブロッコリースーパースプラウトには成熟ブロッコリーの約20倍のスルフォラファンが
含まれているという科学的根拠があり、成分が安定して含まれているために選ばせていただきました。
また配送は今回の研究のため特別に、毎週1回各モニターさんの自宅に村上農園さんから直接送って
もらいましたので、皆さん同じ条件のものを食べてもらうことができました。

※村上農園からの直接販売は行っておりません。

2015/09/19   reage

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